花嫁になる皆様へ

私が、初めてイタリアを旅行したときのことです。とある一軒の、皮手袋の専門店に立ち寄りました。店内にはサンプル程度の手袋しかなく、売り場の 女性が私の指の長さを見て、奥から一双の手袋を出してくれました。

それをはめてみると、見事に私の手のサイズにピッタリ!その事に、驚きと感激を 受けたことを今でも憶えています。 そのお店に影響をうけた私は、どこにもない、ウェディングドレスの専門店として店作りをしたいと思いました。そこにはブライダルに関する物が何でも揃えてあり、お客様のニーズに応えられるお店。 決して流行を追うのではなく、日本人の体形に合うシンプルなドレスにこだわり続けて現在に至っております。

メッセージ 挙式を挙げられる方々へ

プロフィール

1967年3月
サロン・ド・シャポー学院デザイン科卒業
同年4月
平田暁夫氏に師事。 フォルムからチップによる帽子作り
(フランスの帽子デザイナー、ジャンバルテの手法)を習得する。
1972年4月
個人創業<アトリエ ポンヌフ>設立。
雑誌「ドレスメーキング別冊号」等で、帽子デザイナーとして活躍する。
1979年6月
法人<有限会社 アトリエ佐賀>設立。
1983年4月
ウェディングドレスを手掛ける。当時には未だ珍しい、シンプルなシルエットのドレスを提案。
1990年1月
教会・チャペル式の正統派ウェディングドレスの専門店として<アルドブランディ>を青山に開設。
1992年
花嫁のヘッドアクセサリー“ボンネ”を提案。
雑誌「caz」や「Hanako」に掲載されたのがきっかけで、一代ブームを作る。
1993年
海外挙式(Juno Wedding)を始める。特にイタリアの教会・市庁舎にての挙式を手掛ける。
2000年12月
ショップを南青山に移転。 花嫁の精神性を追求し、より洗練されたドレスと繊細な手作りのヘッドアクセサリーにて、一層の充実を図る。

2010.12.12
現在の青山界隈の休日は、いたる所で結婚式が行われ、結婚式の町へと変貌してきましたが、時代の変化と共に、結婚に対する考え方、挙式のスタイルも大きく変わりました。平成になってからの20年の移り変わりを見ると、挙式の場所を提供する側も、挙式するカップルも、その形態が多種多様になったこともあり、それまでの日本の結婚式の秩序を破って、形式にとらわれない、自由なスタイルになりました。
欧米の輸入文化であるウェディングドレスが、白無垢や色内掛けに変わって、主流を占めるようになったことも影響しています。
今後は、日本人の挙式に合ったコンセプトを確立していくことが、私達ウェディングに携わるものたちに求められていくのだと思います。
2010.12.12
みなさんは、式場を選ばれる際の憧れをお持ちでしょうか。
厳粛な会場、長いバージンロード、祝福の賛美歌や鐘の音にフラワーシャワー。そんなイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、そこで注意していただきたいのは、本物の教会で挙げるのか、それとも結婚式のために作られたチャペルで挙げるのかということです。
もし教会で挙げられるのであれば、結婚式をイベントとして捉えるのではなく、神の教えを信仰しないまでも、純粋な気持ちで式を受け止めてほしいと思います。
2010.12.12
最近、ヘッドドレス(髪飾り)だけを買いに来られる方が、圧倒的に多くなっています。
ドレスは挙式会場の提携店で決めるシステムになっている場合が多いので、そちらのドレス店で決める方がほとんどですが、そこにはヘッドドレスの気に入ったものが無いと、お客様が異口同音におっしゃいます。
大切なのはドレスとのバランスです。ヘッドドレスや小物はあくまでも主役を引き立てる脇役なので、他人との違いを求めるのではなく、何が自分に似合うかを考えてほしいと思います。 
2010.12.12
2010年6月17日付(朝日新聞夕刊)の記事に、“ウェディングの最新事情”が載っていました。
ドレスの持ち込みを自由にしたり提携先の衣裳業者を見直したり、式場側の考え方が変われば、花嫁達の選択肢が増えて、彼女達のためになるのでは…と。
私はかねてから、一方的に会場側の決めたシステムに疑問を持っていました。
日本の結婚式場やホテル、レストラン等〈全てではありません)は提携店を限定し、指定された店でドレスを決めさせるシステムになっているようです。
また、提携店以外のドレスを持ち込むと、〈持ち込み料〉が発生する場合もあると聞きます。これは本当におかしな仕組みだと思います。
花嫁達が、一生に一度の夢に描いていたドレスなのだから、もっと自由に好きなドレスを選ばせてあげるべきだと私は思います。
実際に、高いレンタル料金を払ってまで、気に入らないドレスを“仕方なく”着用するお客様のお声も多く聞きます。

輸入文化のウェディングドレスが入ってきたのは、40年位前です。もうそろそろ、日本文化として確立してもいい時期ではないでしょうか?
この先、日本のブライダル業界は、どんな方向に向かおうとしているのでしょう。

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